遠隔臨場システムで捜索支援/シマウチエンジニアリング㈱協力
2026年05月08日(金)
地域貢献
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シマウチエンジニアリング㈱(佐賀市、德富泰信代表取締役)は4月28日、4警察署合同の災害対応訓練に協力した。同社が開発した遠隔臨場検査監督システム「アテネット」を用い、災害現場における捜索活動支援と情報共有の効率化を図った。
訓練は佐賀北、佐賀南、神埼、小城の各警察署が、佐賀市蓮池町の蓮池公園で実施した。同社はこれまでもドローンを用いた災害訓練に協力しており、今回は建設現場のDX技術として開発したアテネットを災害時支援に展開。リアルタイム映像の共有や帳票機能を使って、現地で得た情報を即時にデータ化して本部と複数の捜索班で共有する体制を検証した。
訓練では公園一帯を災害現場に見立て、豪雨により一部住民が孤立した状況を想定した捜索活動を実施。同社は、捜索班が現場で入力した情報を現地本部へリアルタイムで反映する運用を支援し、従来の無線報告や手書き集計によるタイムラグの解消につながることを確認した。
訓練後、佐賀北署の辻俊彦署長が講評を述べた。「災害現場では予想外の事態が発生するもの」としたうえで、「シマウチエンジニアリングの皆さんからは、私たちの想定にとどまらず、自社技術をこうした場面にも生かせるのではないかと提案いただき、頼もしく思う」と話し、民間技術を取り入れた災害対応への期待を示した。
同社営業管理部技術営業課の中川和樹課長は訓練を振り返り「アテネットは遠隔臨場のツールとして開発したものだが、こうした訓練にも展開できたことは大きな成果。災害発生時にはドローンやアテネットを用いて、警察や地域の防災活動に協力していきたい」と話した。







