地域貢献

出水期備え土のうづくり/佐賀工業会施設機械部会が協力

2026年06月03日(水)

地域貢献

地域貢献

高齢者や女性も運べるよう軽めにつくっていく

市水防センター(嘉瀬町)にて

 佐賀工業会施設機械部会(松瀬友哉部会長)は5月29日、佐賀市に協力して土のうづくりボランティアを実施した。同部会企業から51人が参加し、1200袋を作製。出水期に備えた地域の防災力向上に貢献した。
 土のうは佐賀市が毎年出水期を前に準備しているもので、浸水時に一般家庭などへ配布される。
 当日はまず、佐賀市建設部道路整備課の職員が活動への協力に感謝を述べた後、作業手順を説明。参加者は土を詰める、ひもを結ぶ、運搬して積み上げるなど役割を分担し、手際よく作業を進めた。
 ㈱ミゾタからは新入社員34人が加わった。田邉悠楓氏は「4月からの新人研修で治水や災害対策の重要性、安全作業の大切さを学んできた。この土のうが地域の皆さんの安全・安心につながると思うと、気持ちが引き締まる」と話した。また、松本詩樹氏は「事務職として入社したが、実際に体を動かして作業することで、防災活動への理解を深めることができた」と感想を語った。
 活動責任者の大坪範久氏(㈱ミゾタ)は「佐賀市の防災の取り組みに貢献したいとの思いで毎年参加している。地域の消防団でも災害時に備えて土のう積み訓練を行っている。私たちも地域を支える業界の一員として、いざという時に備える活動の大切さを改めて感じながら作業に取り組んだ」と話した。また「新入社員にとっても、地域の安全・安心を支える仕事の意義や、社会貢献の大切さを学ぶ良い機会になったと思う」と述べた。
 佐賀市は他団体とも連携し、今年計1万袋の土のうを準備する。作製した土のうは市役所や水防センターで備蓄するほか、冠水被害が多い佐賀駅周辺の公園や各地区の公民館などにも配備される。
 29日の活動に参加した部会企業は次の通り(順不同)。
 ▽㈱協和製作所▽㈲小松鉄工所▽田中鉄工所㈱▽㈱ミゾタ


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