飲料水700箱(8千㍑)など/熊本地震被災地へ支援物資/社員ら13人が現地入り/㈱栄信グループ
2026年08月10日(月)
地域貢献
表彰
総合建設業の㈱栄信グループ(本社・唐津市、浅村明良代表取締役)は、熊本県内で発生した地震を受け、被災地へ飲料水や日用品、発電機、燃料などの支援物資を届けた。社員と協力会社から13人が集まり、自社の大型車両などを使って熊本県氷川町や八代市へ物資を運搬した。
支援のきっかけは、氷川町に浅村代表の知人がおり、地震発生後に現地の状況を聞いたこと。「一刻も早く支援したい」とその日のうちに関係者へ連絡し、協力会社などにも呼び掛けて物資を集めた。
支援物資は飲料水700箱(8000㍑)、トイレットペーパー1500ロール、紙おむつ50袋、粉ミルク30缶、パックご飯500食などの日用品をはじめ、軍手、ごみ袋、簡易トイレ、ウエットティッシュなど。停電時に使用できる発電機や燃料も準備した。
7月30日の午後5時に唐津市を出発し、午後9時に熊本県に到着。現地の関係者と連絡を取りながら、31日の午前8時に氷川町役場、午前10時に八代トヨオカ地建アリーナにそれぞれ物資を搬入した。
現地までの道路は被災の影響で各所に段差や路面の損傷があり、信号機も停止。長い渋滞が発生しており、通常なら約2時間半程度のところ、到着まで6~7時間を要した。
現地では停電や断水が続き、車中泊を余儀なくされる住民も多かった。浅村代表は、今回の支援を通じ、「発電機があっても燃料が確保できなければ十分に活用できない」と、太陽光発電や蓄電設備など、災害時の電源確保の重要性を改めて認識したという。
同社では現在、本社の敷地内に高圧用系統蓄電池を整備しており、約420世帯の電力を3日間賄える能力がある。今後、災害発生時には唐津市や地域住民への電力供給など、防災面での活用も想定している。
浅村代表は「被災者の皆さんが大変な生活を送る中、少しでも力になりたいとの思いから支援物資を届けた。一日も早く普段の生活を取り戻してほしい。介護施設で日用品が不足しているという情報があるので、今後も必要に応じて継続的な支援を検討していきたい」と話した。
今回の活動には、▽ライン建設㈱▽㈱イズミ▽平野建設産業㈱▽㈱椿原造園▽肥前土木㈱▽㈲福島産業運送▽㈱永松園▽㈲中尾木工所▽㈱平野設備設計事務所▽川口測量登記事務所▽㈱栄信ビルドテック(順不同)―が参加し、支援物資提供や人員協力など多方面で活動を支えた。㈱栄信グループは各社との連携を深めながら、地域貢献活動を継続していく。








