地域貢献

中山間地域の農業支援/小学生とサツマイモ収穫/松尾建設㈱

2026年10月14日(水)

地域貢献

地域貢献

サツマイモを手に笑顔

皆の作業の成果が集まった

 松尾建設㈱(佐賀市、松尾哲吾代表取締役社長)は9日、中山間地域の農業支援活動として、佐賀市富士町で小学生とサツマイモを収穫した。


 同社は、県が中山間地域と地域外の企業・団体などをつなぐ取り組みに参加している。その一環として水田強氏が営む「合同会社つよしくんのお野菜畑」で、佐賀市立富士小学校の2、3年生計14人による食育授業を兼ねたサツマイモの収穫を支援した。


 同社社員24人が児童らとチームを組んで約5アールの畑で作業。社員らはスコップを使って土を掘り起こし、児童がイモを取り出しやすいよう手助けした。児童たちは次々と現れるサツマイモを手にしながら収穫を楽しんだ。児童からは、同社社員について「スコップで手伝ってくれる」「大きなおいもを、すぐに掘り出せてすごい」「てきぱきしている」などの声が聞かれた。


 中山間地域では、担い手不足や高齢化などに伴い、荒廃農地が増えている。同社は、こうした地域の課題解決に貢献しようと農作業に協力しており、水田氏の農園での収穫支援は今年で3年目となった。


 水田氏は「高齢化による人手不足が深刻化する中でも、企業の皆さんの力を借りることで農地を再生し、子どもたちとの交流の場にもつなげることができる。こうした形で協力してもらえるのは非常にありがたい」と感謝した。


 同社の山田雄一理事は、活動を始めたきっかけについて「林道や砂防など山の仕事に携わる中で、中山間地域の農作業が大変で、後継者も不足していると聞き、地域貢献として支援できないかと考えた」と説明。今回の活動については「子どもたちと一緒に作業することで、食の大切さや、農作物を育てる大変さを大人も改めて感じる機会になった」と話した。


 今回、仲介役を務めた県農林水産部農山村課の中河原慶一主査は同社の協力について「建設業ならではの力仕事の支援は地域にとって非常にありがたい。子どもたちと一緒に作業することが食育や地域の活性化につながり、将来、地域を担う子どもたちにとっても貴重な経験になる」と評価した。


TOP