地域の環境保全に汗/ため池法面を住民と除草/㈱下村建設
2026年10月16日(金)
地域貢献
地域貢献
㈱下村建設(小城市、下村一敏代表取締役)は9月20日、伊万里市の龍玄・下ノ原地区で、「平山地区の環境を守る会」に協力してボランティア活動を実施した。同社社員6人と同会の6人がため池法面の草を刈り、農村環境の保全に汗を流した。
活動は、佐賀県農地・水多面的機能推進協議会が進める企業マッチング事業「つなが里(つながり)」を通じて実施された。同事業は、高齢化や人手不足で農村環境の維持が難しくなっている地域と、社会貢献に意欲のある企業を結び付けるもの。同社が協力し、地域の環境保全活動を支援した。
当日は小雨の中、午前7時から作業を開始。足場の悪い急斜面での草刈りでは、日々の業務で培った経験を生かし、安全かつ効率的に作業を進めた。
同社は周辺で「佐賀497号脇田地区7―1工区改良工事」「佐賀497号脇田地区道路改築外工事」(佐賀国道事務所発注)を施工しており、地域住民から片側交互通行などへの協力を得ている。
小屋敷奨太監理技術者は「日頃、工事に伴い地域の皆さんにご理解とご協力をいただいている。今回の活動を通じて少しでも恩返しができ、工事や事業についても直接説明する機会になった」と語った。
中山間地域などでは、農業者の高齢化や人口減少に伴い、水路清掃や草刈りといった共同作業の継続が課題となっている。水路やため池の維持管理は、景観の保全に加え、防災・減災や鳥獣害対策にも関わる。今回は企業が人手を補うとともに、住民と社員が一緒に体を動かすことで、相互の信頼関係を深める場となった。
佐賀県農地・水多面的機能推進協議会の下平諒氏は「建設会社ならではの経験と技術で、足場の悪い急斜面でも安全かつ迅速に作業され、地域の大きな助けになった。住民と社員が一緒に汗を流し、顔の見える関係を築けたことも大きな意義がある」と話した。










